腸内フローラの中の乳酸菌生産物質 腸内フローラの中の善玉菌を増やすことは大切ですが、実はこの腸内フローラは簡単には変えられないのです。

人間の腸内は胎児の頃は無菌状態ですが、生まれると同時に大腸菌や腐敗菌などの悪玉菌が、生後3〜4日ぐらいで母乳から乳酸菌などが入り込み、自分で食事ができるようになる頃には腸内細菌たちは定住して腸内フローラを作っています。

しかも、一度決まってしまった腸内フローラのメンバーは一生涯変わりません。

つまり、食事などで一時的に善玉菌を増やすことはできても、根本的な腸内細菌のメンバーは簡単には改善することができないのです。


乳酸菌は、糖類から乳酸やビタミンを作り、酵母菌はアミノ酸を作ります。

食事でどんなに身体にいい成分を摂っても、腸内フローラが乱れていれば上手く吸収することができません。


ところが、この腸内フローラを介さず、直接体に作用できる成分があります。

「バイオジェニックス(生物によって合成された)」と呼ばれる成分の代表こそ、乳酸菌生産物質なのです。

バイオジェニックスはその人が持っている腸内フローラを介して、あるいは腸内フローラを介さず身体全体に直接作用し免疫力を活性化させたり、コレステロールの吸収を抑えたり、血圧を安定させる働きがあります。

腸の健康に係る機能性食品は、プロバイオティクス、プレバイオティクス、バイオジェニックスの3つに分類されます。

 

  • biogenicsバイオジェニックス

    生物により生成された成分のことで、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が作り出す代謝物質「乳酸菌生産物質」をさします。

    他に、生理活性ペプチド、植物性ポリフェノール、カロチノイド、DHA、ビタミンなどもこれに当たりますが、これらは単一の機能で、善玉菌から作られる「乳酸菌生産物質」のように多様な働きをするものではありません。

  • probioticsプロバイオティクス

    人体に有用な生きた細菌のことで、生きたビフィズス菌や乳酸菌や納豆菌などの善玉菌のことをさします。ぬか漬け、味噌、キムチ、納豆菌から作られる納豆などの発酵食品、ビフィズス菌、乳酸菌、酪酸菌などの生きた菌を含んだヨーグルトなどの発酵乳や乳酸菌飲料(生きた菌だけに限定されたもの)がこれに当たります。

  • prebioticsプレバイオティクス

    食物繊維やオリゴ糖など善玉菌のえさになるものをさします。

    サトウキビ、たまねぎ、キャベツ、ごぼう、アスパラガス、蜂蜜、バナナ、牛乳、ヨーグルト、ジャガイモ、ブドウ、きなこ、にんにく、トウモロコシなどがあります。

プロバイオティクスやプレバイオティクスは腸内フローラを改善させるところまではバイオジェニックスと同じですが、疾病に対しての働きかけは、前者は間接的に働きかけるだけなのに対し、バイオジェニックスはこの間接的な働きかけに加えて、腸管免疫や生理活性作用にて、直接生体に働きかける作用が強いです。そのため、様々な効能が期待できます。

これらの多彩な効果により、免疫系を強め、体の抵抗力を高め、抗がん作用のみならず、感染症や、アレルギー、花粉症などへの効果が期待されています。ストレスの多い現代、神経系に働きかけることでストレス抑制にも役立つとされています。

「乳酸菌生産物質」は、乳酸菌により作られます。

これを他の善玉菌がエサとして食べ、その善玉菌が作った物質をまた乳酸菌がエサに…とループしていく、まさに腸内環境を整えるためには無くてはならない物質なのです。

「乳酸菌生産物質が含まれた食品」というのは今のところありません。

ヨーグルトなどから乳酸菌を摂ることでも、乳酸菌生産物質は増えますが、効果を出すには毎日続けて200g以上を食べ続ける必要があるといわれています。

そこで、「乳酸菌生産物質」である「バイオクイーン」シリーズが産まれました。

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